愚倦太郎の怠け者珍道中
何かにこだわることなく、様々なことをログしていきます。
リアルの戦場

ミランカという無料会員登録できるサイトで、博士も知らないニッポンのウラという番組が配信されています。その第22回のゲストとして、宮嶋茂樹さんが出演されていました。第1部ではオウムや金正日、第2部では宮嶋さんの戦場体験の話が主だったのですが、非常におもしろかったので、紹介します。
会員登録自体は無料ですが、その宮嶋さんが出演する回が無料で配信されるのは3月中のみです。第2部の後半では、それほどではないのですがグロい写真が出てくるのでご注意ください。
柄にもなく、「戦争は嫌だ」と思ってしまいましたね。まあ、よく戦場カメラマンなんてやってられるなぁという感じです。いろいろと考えさせられました。
<お知らせ>
僕が応援している城内実前衆議院議員の後援会が主催するシンポジウムが来る3月の14日と15日に行われます。平沼赳夫衆議院議員や中畑清さん(僕と同じ出身県です)、外れる予想で有名?な福岡政行さんら来てくださるそうです。当然無料です(笑)。詳しくはこちらまで。是非足をお運びください。
「正確にものごとを考える」

是非紹介したいパール博士のお言葉があるので、「平和の宣言」より引用します。
再軍備、是か 非か
未来は諸君の大きな希望であるとともに苦悩でもある。諸君は未来をもつ青年である。未来をもつ青年であるということは、「未来のナゾ」を解く鍵を握つているということである。その鍵とは何か、一言でいえば、正確にものごとを考えるということである。げんに当面している問題を正確に、あるいは精密に思考し、判断して、ひとたび決意したことは敢然と勇気をもつてあたる、これが未来のナゾを解く鍵である。そのためには、ものごとを正確に把握することからはじめねばならぬ。
他人の眼でなくて自分の眼でものを見る。宣伝やデマゴークに踊らされないで、自分の頭脳で思考する。時流や権力に屈しないであくまで真理に忠実である。欺瞞と虚偽の仮面を剥いであくまで実体に近づこうとする努力・・・・こうしたことを総括して「正確にものごとを考える」という言葉であらわすとするならば、この「正確にものごとを考える」こと、それこそが過去における日本民族の習性として欠けていた点であり、同時にこんにち世界で最も欠けているだいじな点であると私は思う。
したがつて私が、未来をもつ諸君にまず第一にいいたいのは、その「正確にものごとを考える」技術を修得することである。その意味することを、これから説明したい。
この問題にはいる前に、インドが過去において当面したいろいろなナゾについてお話し申し上げ、諸君がいま直面しているナゾを解く参考の一端に資したいと思う。
インドがかつて当面した問題というのは、いうまでもなく、英帝国の統治下における民族的苦悩である。このインドが経験したところの苦悩にたいして、現代日本の国民は、おそらくじゆうぶんな注意と関心を払つていただけることができると信じている。ご承知のとおり、インドは二百年もの長いあいだ、英国のクサリのもとで過してきた。この二百年の征服生活がはじまつたその当時、すでに英国の政治家たち自身が、インドの高い文化については、じゆうぶん承知していたのである。諸君が古代ならびに中世におけるインド文化を想起するならば、このことは容易に首肯されると思う。
インドの深遠なる宗教、哲学、そしてすぐれた芸術、思想は、遠くヨーロッパのおよぶところではなかつた。パーマーストンは十八世紀における英国の大政治家であつたが、彼は当時議会においてつぎのごとく演説している。
「われわれ英国人が未開であり、あたかも森林の中で野獣の肉を喰べていると同じ時代に、インドはこれまで世界文明が到達し得なかつた最も高い精神文化を築きあげている。それなのにわれわれ英国人が、たんに武力が強いということだけで、インド人のためによりよき政府をつくる法案をこの議場にもち出すとは、何というバカげたことか」と。
インド文化に比較すれば、あたかも未開国であるイギリス人が、たが狡智と武力と陰謀によつて、よくも二百年間というものを、その支配下に置いたものだといわなければならぬ。このように高度な文化をもつたインドを、他の国が二百年間も征服していたという事実を諸君はどうみるか。これがインドのナゾである。われわれはこのむじゆんした悲劇の歴史が、ふたたび日本においてくり返されるのではないかということを危惧するものである。このこと一つをとりあげてみても、諸君の当面する問題に大きさが容易に理解されると思う。この恐るべき植民地支配という問題が、形こそ異なれ、諸君の身辺に到来してくることがあるかも知れない。だからこそ私は、日本はインドの歴史を研究してみる価値があるというのである。すなわちインド人は、過去においてどういう失敗をしたか、その失敗がどういう結果をもたらしたかを、じゆうぶん研究する余地があるのではないかと思う。
いま、日本の希望のごとく見えるある国の一つの灯は、諸君らを指導してゆくごとく見えるが、しかしながら将来において、その火が、諸君の家庭を、さらに諸君ら自身の身を焼く火となりはせぬかということを、私はおそれ、かつ注意するものである。
だからこそ諸君は、正確にものごとを考えることが必要である。問題に当面したならば、かならず外国人の眼や他人の眼ではなく、自分自身の眼でしつかりとその問題の本質をつかみ、その上でじゆうぶん研究し、判断していただきたい。諸君の私生活において当面する問題のみでなく、もつと広汎な社会問題、国際問題にたいしても、虚偽や宣伝に迷わされることなく、ものの両面を見きわめて、勇敢に決意をかためていただきたい。他国の、あるいは他人のいいなり放題に断じて従つてはならない。
〜後半略〜
(一九五二年十月二五日 東大における講演)
「平和の宣言」P21〜31
タイトルに「再軍備」とあるように、後半の部分では、「正確にものごとを考える」対象として再軍備のことが書かれています。カテゴリが「平和と軍事」なのだからこっちを主としなければならないのですが、疲れたのでここまでにしておきます。
パール博士のお言葉を今聞いてみると、なんだか申し訳ないように思いますね。未だに米国に軍事的に依存しており、さらに経済的にも日本らしさを破壊して米国の言いなりになる始末。”悲劇の歴史”を日本は歩んでいるのかもしれません。
「正確にものごとを考える」ことはなかなか難しいですね。
>他人の眼でなくて自分の眼でものを見る。宣伝やデマゴークに踊らされないで、自分の頭脳で思考する。時流や権力に屈しないであくまで真理に忠実である。欺瞞と虚偽の仮面を剥いであくまで実体に近づこうとする努力
こんなことが、自分に出来るかと言えば、無理そうですね(笑)。まだまだ若い?ので努力はしようと思います。
で、そんなことができる人はいるのかな〜。あ!いた!その名は・・・
城内実
あまりにも唐突ですね(笑)「正確にものごとを考える」ことのできる人は誰かと考えたときに、一番に思いついたので。それに、最近城内さんに関する記事を書いていませんでしたし。
>時流や権力に屈しないであくまで真理に忠実である
まさしく、総裁派閥である清和会に属していながら、国民のことを第一に考えて行動した城内さんのことですね。こういう国会議員が増えることを心より願います。
”魂の再軍備”

田中正明編「平和の宣言」(最近、再出版されたものではなく、1953年に出版された最初のもの)を読んでいて、少し感動してしまったので、引用して紹介したいと思います。
佛陀のこころに生きる
〜前半略〜
われわれは静かに考えてみよう。人間の心の底には、たしかに暴力によって他に打ち勝とうとする動物的なものと、これを抑圧せんとする理性的精神と、二つのものが内在している。あらゆる動物の自己保存の道は暴力である。人間が動物と異なるゆえんは、理性的精神ないしは宗教的道徳的精神を把握しているという点にある。われわれが人間としてあくまでヒューマニティーの上に生きようとするなら、内在する動物的悪魔的傾向―暴力による自己保存と自己拡張―を抑制して、理性と宗教と、そして友愛の精神の中に生き抜くべきである。国としての日本が、悪魔的な暴力の道を選ぶか、理性と宗教と友愛を信じて立つか、いまだいじな岐路におかれている。私は日本のみなさん、ことに日本の青年諸君に、この非暴力の思想をじゅうぶん深く研究してくださらんことをお願いする。
しかし、非暴力ということは、断じて怯懦ということではない。「暴力と怯懦といずれを選ぶかと問われるなら、私は躊躇なく暴力を選ぶであろう」とマハトマ・ガンジーも喝破している。非暴力ということは暴力以上の勇気を必要とする。すなわち暴力を押しのけるだけの、暴力者をしてついに暴力を放棄せしめるだけの力を必要とする。そのための軍備こそ必要だ。つまり人間の精神力の軍備、”魂の再軍備”を提唱したい。この魂の再軍備こそ、武器による再軍備以上の非常なる決心を要求するであろう。この道は決してなまやさしい道ではない。私は日本国民がこぞって、この困難にして決意を要する、平和手段による平和運動に挺身されることを祈ってやまない。
もはやわれわれは、戦争に導くような、武力による平和手段を信じてはいけない。ローマ帝国をみるがいい。武力によって統一したローマは、武力によってほろぼされた。武力による一時的な平和と繁栄は、かならず崩壊する運命にある。われわれは人間の持っている高い精神を唯一の武器として、一切の戦争の因子にむかって、激しい抗争をいどまねばならぬ。すなわち人間の魂―人間の心の中に秘められている魂―という武器をもって、あらゆる武力的紛争の中に敢然と戦わねばならぬ。
〜後半略〜
(一九五二年十一月十日 立太子の日 法政大学における講演)
「平和の宣言」P72〜73より
で、こうも言っています。「”戦争によって、または武装することによって平和を守る”という虚言に決して迷ってはならない。私が日本を去るに際してみなさんに熱願するのは、ただこの一事である。」(「平和の宣言」P76より)
僕も、「軍隊さえあれば日本は絶対に安全だ」などと言うつもりは毛頭ありませんが、やはり抑止力として軍隊をもつ意味はあると思うし、平和のために軍事力が必要になる場合もないわけではないので、軍隊をなくそうとは思いません。
ただ、パール博士の言うことには、非常に共感できる部分もあるし、パール博士の言葉を心に刻み込みたいと思います。そして、多くの人に知ってもらいたい。確か、小学館から最近出版されたので、手に取ることは簡単だと思います。護憲の人も改憲の人も読む価値はあるかと。
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余談ですが、「美しい国」という言葉が出てくるんですよね。あの方、もしかしたらここからパクったのかな(笑)
平和の国日本

世界の国々の国歌を見てみたら、まあ、何というか、すごいですねw
アメリカ合衆国「星条旗」
1.
おお、見えるだろうか、
夜明けの薄明かりの中
我々は誇り高く声高に叫ぶ
危難の中、城壁の上に
雄々しく翻(ひるがえ)る
太き縞に輝く星々を我々は目にした
砲弾が赤く光を放ち宙で炸裂する中
我等の旗は夜通し翻っていた
ああ、星条旗はまだたなびいているか?
自由の地 勇者の故郷の上に!
2.
濃い霧の岸辺にかすかに見える
恐れおののき息をひそめる敵の軍勢が
切り立つ崖の向こうで
気まぐれに吹く微風に見え隠れする
朝日を受け栄光に満ちて輝きはためく
星条旗よ、長きに渡り翻らん
自由の地 勇者の故郷の上に!
3.
戦争による破壊と混乱を
自慢げに断言した奴等は何処へ
家も国もこれ以上我々を見捨てはしない
彼等の邪悪な足跡は
彼等自らの血で贖(あがな)われたのだ
敗走の恐怖と死の闇の前では
どんな慰めも傭兵や奴隷達の救いたりえず
勝利の歓喜の中、星条旗は翻る
自由の地 勇者の故郷の上に!
4.
愛する者を戦争の荒廃から
絶えず守り続ける国民であれ
天に救われた土地が
勝利と平和で祝福されんことを願わん
国家を創造し守り賜(たも)うた力を讃えよ
肝に銘せよ 我々の大義とモットーは
「我等の信頼は神の中に有る」ということを
勝利の歓喜の中、星条旗は翻る
自由の地 勇者の故郷の上に!
グレートブリテンおよび北部アイルランド連合王国「神よ女王を守りたまえ」
1.
神よ我らが慈悲深き 女王陛下を守りたまえ
我等が高貴なる女王陛下の永らえんことを
神よ我らが女王陛下を守りたまえ
勝利・幸福そして栄光を捧げよ
御代の永らえんことを
神よ我らが女王陛下を守りたまえ
2.
おお主よ、我等が神は立ち上がり
敵を蹴散らし、潰走させ、
姑息な罠をも打ち破りたもうた
我等の望みは汝にあり
神よ我らを守りたまえ
3.
女王に注がれし天賦の才能
御代の永らえんことを
我等の原理を擁護し
我等に大義を与えたまえ
心を込めて謳わん
神よ我らが女王陛下を守りたまえ
4.
我が国のみならず
神の御慈悲は陸を渡り
主は世界中の国々に知らしめる
人類は一つの兄弟であり
家族であるべきことを
5.
伏兵や暗殺者らの手から
神よ我らが女王陛下を守りたまえ
国家のため、汝の御手により
我等が母、王妃そして友
神よ我らが女王陛下を守りたまえ
6.
ウェイド元帥の勝利が
主の強大なる助力によりもたらされんことを
彼が反乱を鎮めんことを願わん
激流の如きスコットランドの反乱を打ち破らん
神よ我等が国王を救いたまえ!
中華人民共和国「義勇軍行進曲」
いざ立ち上がれ 隷属を望まぬ人々よ!
我等の血と肉をもって
我等の新しき長城を築かん
中華民族に迫り来る最大の危機
皆で危急の雄叫びをなさん
起て!起て!起て!
万人が心を一つにし
敵の砲火に立ち向かうのだ!
敵の砲火に立ち向かうのだ!
進め!進め!進め!
フランス共和国「ラ・マルセイエーズ」
1.
いざ祖国の子らよ!
栄光の日は来たれり
暴君の血染めの旗が翻る
戦場に響き渡る獰猛な兵等の怒号
我等が妻子らの命を奪わんと迫り来たれり
<リフレイン>
武器を取るのだ、我が市民よ!
隊列を整えよ!
進め!進め!
敵の不浄なる血で耕地を染めあげよ!
2.
奴隷と反逆者の集団、謀議を図る王等
我等がために用意されし鉄の鎖
同士たるフランス人よ!
何たる侮辱か!何をかなさんや!
敵は我等を古き隷属に貶めんと企めり!
3.
何と、我が国を法で縛ろうというのか!
何と、金で雇われた傭兵共の集団で
我等の誇り高き戦士を打ち倒そうというのか!
我等を屈服せしめるくびきと鎖
我々の運命を支配せんとす下劣な暴君共よ!
4.
打ち震えるがいい、暴君共そして反逆者等よ
恥ずべき者共よ
打ち震えるがいい、恩知らずの企みは
報いを受ける最後を迎えよう
国民すべてがお前達を迎え撃つ兵士なり
たとえ我等の若き戦士が倒れようとも
大地が再び戦士等を生み出すだろう
戦いの準備は整った
5.
我等がフランス人よ、寛大なる戦士たちよ
攻撃を控えることも考えよ
我等に武器を向けた事を後悔した哀れな
犠牲者達は容赦してやるのだ
ただしあの残虐な暴君と
ブイエ将軍の共謀者等は別だ
冷酷にも母体を引き裂いて生まれ出でし
暴虐な虎共には容赦無用なり!
6.
復仇を導き支えるのは神聖なる愛国心なり
自由よ、愛しき自由よ
汝を守る者と共にいざ戦わん
御旗の下、勝利は我々の手に
敵は苦しみの中、我々の勝利と栄光を
目の当たりにするだろう
7.
我々は進み行く 先人達の地へ
彼等の亡骸と美徳が残る地へ
延命は本意にあらず
願わくは彼等と棺を共にせん
取らずや先人の仇、さもなくば後を追わん
これぞ我々の崇高なる誇りなり
インドネシア共和国「偉大なるインドネシア」
インドネシア 我が祖国よ
汝のために我が血を流そう
母なる大地を守る兵士とならん
インドネシア 我が国家 我が祖国
高らかに叫ばん
「インドネシアは団結せり!」
祖国に生きる全ての人々
精神と肉体を養うのだ
偉大なるインドネシアのために
<コーラス>
偉大なるインドネシア 独立 そして自由
愛すべき我が祖国よ
偉大なるインドネシア 独立 そして自由
栄えよ!偉大なるインドネシア!
イタリア共和国「マメーリの讃歌」
イタリアの兄弟よ、イタリアは今目覚めた
シピオの兜(かぶと)を頭に戴き
勝利は何処にあらん
主が創りたもうたローマの僕(しもべ)
我がイタリア その美しい髪を捧げよ
さあ隊列を組め、我等は死をも恐れない
イタリアが呼んでいる、そうだ!
アイルランド「兵士の歌」
我等は歌う 兵士の歌を
意気揚々と奮い立つ歌声
燃え立つ炎を囲みながら
頭上には満天の星
来るべき戦いを待ちきれず
夜明けの光を待ちながら
夜の静けさの中 我等は歌う 兵士の歌を
<コーラス>
我等が兵士 この命 アイルランドに捧げん
荒波を越えて馳せ参じた者もあり
自由への誓い 祖先の地に暴君は要らぬ
今宵 我等は危険を賭して
悲しみも 幸福も アイルランドのために
大砲轟き 銃声鳴り響く中
我等は口ずさむ 兵士の歌を
国歌の歌詞には、戦争のことがよく登場します。やはり、その国の歴史を表しているのでしょう。
「君が代」の歌詞を見るにつけて、日本は諸外国と比べて平和な歴史を歩んできたんだなあとしみじみ思います。
日本が、そして世界が平和でありますように。
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